耳元に甘く囁くその声は、このカラダの淫らな疼きと共に私のなかへ沁みこんでいき――…

櫂児晴臣（かいこはるおみ・ハル）は、
幸野凪兎（こうのなぎと・ナギ）と東雪丸（あずまゆきまる・ユキ）、二人の友人たちと楽しい学校生活を送っていた。

そんなある日“風邪”で何日も休んでしまうハル。
心配したナギとユキがハルの家に訪れると、そこには“女性の身体”になったハルが一人オナニーに耽っていて…！？

『先天転換性（第3の性別）』。生まれた時に定められた自分の体質に戸惑うハルだったけど
「もう大丈夫。全部、俺たちに任せろ」――ナギとユキはその変化を待ち望んだかのように歓び、
女性になりたてで敏感なハルの身体へその手を這わせてゆく…。

“ダメ…女の子の身体って、こんなに…こんなに気持ちいいの…？！”

誰にも弄られた事のない乳首、少し前までおちんちんが付いていたアソコ…。
友人たちの指や口に触れられ、犯されるたび感じる快楽に、自然と腰が動き出してしまうハル。
そんなハルへ更に“女の子”になってもらうためついに二人は、彼女のナカへと挿入ってきて…。

「なればいい、僕の…僕たちの女の子に…ッ！！」
「だから“助けて”って言ってよ、俺たちに――」

変わっていく自分が怖くて。皆に置いて行かれるのが恐ろしくて――
そうして殻に籠っていた臆病な蚕が孵化を迎えるまで、あともうほんの一刻（ひととき）…。


■内容物■

・本編44ページ
・キャラクター紹介＆あとがき2ページ
・カラーイラスト1枚